The 3rd Taolu World Cup

国際競技種目として

国際競技種目としての武術太極拳

中国で生まれた武術(Wushu ウーシュー)は、伝統的に多数の種目や流派があります。
競技は、空手や新体操のように武術の型演武を採点で競う「型演武の套路(とうろ)競技」と、2人が対抗して打つ、蹴る、投げる技(わざ)を掛け合う「散打(さんだ)競技」の2種類があります。
日本では、「套路競技」が盛んに行われており、またオリンピック候補種目としても 「套路競技」での実施が想定されています。

太極拳(たいきょくけん)

ゆっくりした動きで、優雅で芸術的な動きが特徴です。健康法としても知られ世界に普及しています。

長拳(ちょうけん)

動作が大きく、スピードがあり、 跳躍動作も多く含まれ、映画などでカンフーの名前でも知られています。

南拳(なんけん)

日本の空手の源流とも言われ、両足をしっかりと踏ん張って、両腕を力強く使い気合を発することに特徴があります。
中国武術には数多くの流派があり、それぞれ異なる特徴を持っていますが、その中で、特徴の違いがはっきりしている「太極拳」、「長拳」、 「南拳」の3種目が国際競技大会(世界選手権大会、各大陸選手権大会等)で実施されています。

日本における普及度

日本武術太極拳連盟には全国47都道府県それぞれの連盟が加盟しています。
日本における愛好者数は150万人、 競技者人口は 約70,000人です。

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